日常の洗濯で実行したい事
洗い過ぎない
「ついでだから …」と洗濯機に放りこみ、洗濯物を増やしていませんか?
衣類は洗えば洗うほど傷むもの。必要以上の洗い過ぎはやめましょう。衣類のためにも、環境のためにも、資源のためにも。バスタオルは毎日洗う必要は? シーツやカバーを洗う回数は?
環境のことも考えて
洗濯は地球を大切にしたいと願う私たちの、もっとも身近な実践の場。水や電気を使い過ぎていないか、洗濯の仕方が悪く次々と衣類をごみにしていないか、生活廃水はどこに流れていくのだろうか… と考える事は沢山あります。洗剤の成分にも関心を持って!
計ることを習慣に適量を守ろう!
水や洗剤や洗濯物の量、水温、時間… 測ることは全ての無駄をなくします。始めはめんどうでも、身についてしまうと見当がつきやすく、応用がきき結局は洗濯も早くかたづきます。適量を守ることは、衣類のためにも環境のためにも大切な事です。
道具を手近に
道具がないと行き届いた洗濯は出来ません。と言っても必要なものはごくわずかです。ストッキング利用のナイロンネットは、廃物利用と思えないほど活躍します。
機械任せにしない
洗濯は洗濯物を洗濯機に放りこんで「スイッチ、ポん」と思っていませんか? 機械任せにしないで、目をかけることが洗濯上手になる第一歩。機械の性能をよく知って、洗い方にも工夫を!
手洗いのよさを見直す
押し洗い、ふり洗い、ちくちく洗い… 布地の汚れ方に自在に合わせられる手洗い。丁寧に扱うだけに、洗濯機洗いより衣類がずっと長もちし、水やエネルギーの節約にもなります。私たちの手をもっと有効に使いましょう。
素材を知る
初めて洗うものは、手洗い、洗濯機洗い、ドライクリーニングの中で、どの方法にするかを決めなくてはなりません。それには、まず素材を知る事が大切。繊維名とその性質を知り取り扱い表示を参考に注意深く手入れや洗濯をしていると、自分の衣類の個性が見えてきます。
手入れは早めに
帰ったらちょっと拭く、ブラシをかけるなど、汚れはためずに早め早めに始末をしましょう。ことに外出着は汚れすぎないうちに手入れが大切です。少しのうちなら簡単に落ちる汚れも、タイミングをのがすと手におえなくなり、クリニーングに出すものが増えてしまいます。