学生服を家で洗うには!
家庭で学生服の洗濯は、どうしているのでしょうか? 学期中は替えが無い限り無理。そんな時、校庭で遊んでついた泥や昼食の食べこぼしなどで汚れた学生服ぐらいは自分で洗ってみよう。
洗い方の手順
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バッジや上着のボタンなど、はずせるものは外してください。
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着丈や袖丈、ズボンの長さを採寸しておきます。アイロンをかけるときに参考になります。
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汚れをチェックします。糸印を付けると濡れた後も分り易くなります。
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洗濯液を作ってください。水温は20~25℃。お湯の方が汚れが落ちますが、縮み・色落ちもしやすくなります。柄物の場合は少し、低めが安全です。洗剤は中性洗剤(いわゆるおしゃれ着洗い)を、容器に書いてある分量を守って入れてください。
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洗濯液に学生服を30分程度つけておきます。まんべんなくつかるように、時々押したり上下を替えるといいでしょう。
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洗濯液から上げて、石鹸を汚れの部分に付け、ブラシをかけます。
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洗濯液ごと洗濯機に入れて、一番弱いコースで洗います。手洗いの場合は、水を取り替えながら2回すすぎ、脱水は2分程度。
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干すのは陰干し。上着は太目のハンガーに。スカート、ズボンは裾を洗濯バサミでとめますが、ズボンは裾を上にすると、水の重さである程度伸びるのでアイロンがけが楽になります。
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半乾きになったらスチームアイロンをかけてください。裏面を十分にかけ、表は気になるところを。ちじんだら生地を引っ張りながらかけると、ある程度伸びます。テカリが心配なら当て布をするとよいでしょう。
家庭で洗う時のコツ
水洗いはどうしても形くずれ、縮み、色落ちがあります。それを覚えておいてください。ドライではそういったことは少ないのですが、汗や目に見える汚れが落ちにくいので、ポイントはブラッシングです。しばらく、洗濯液につけておいた学生服を、なるべく余分な成分が入っていない固形の洗濯石鹸で、軽く汚れをこすり、布地を傷めないようにブラシをかけます。ナイロンブラシがいいようですが、毛の硬さに合わせてこする力を変えれば何でも使えます。
この方法で汚れを落とせるのは泥、食べこぼし、汗の汚れなど。油汚れは落ちにくいでしょう。また、絵の具や薬品のしみなどは家庭では無理かもしれません。
試してみて下さい。