自動洗濯機洗いはこれだけ知っておこう
自分の洗濯機の性能を知る
「この洗濯機、洗う時間も指定できるんだ!」と使い始めてしばらくしてから気づく人もいるようです。それまで時間がかかると思いながら、しかもしっかり脱水されてしわの取れなくなった洗濯物を取り出していたのです。まず、自分の使っている洗濯機の性能を知りましょう。 取扱説明書をよく読むと、詳しい説明があり、ことに近年の洗濯機は、洗い、すすぎ、脱水の時間を自由に設定できるようになっています。
適量を守る
洗濯物、水、洗剤、すべてが適量のときに、より効果的な洗濯が出来ますが、さらに「環境への適量」も配慮して、少しずつでも水や洗剤の量を減らせるように心がけたいものです。
まず洗濯物の重さを量る
洗濯物をひとかかえにしてヘルスメーターにのり、その後に自分の体重を引いたものが、洗濯物の重さです。洗濯物の重さが分って始めて水の量も洗剤の量も決められるのです。かご1杯で3kg、シーツ500g、バスタオルは300g、ワイシャツ200gなどそれぞれの衣類の重さを覚えておくと、洗うときだけではなく、漂白や糊付けにも役立ちます。
水量は洗濯物の重さで決める
最近は洗濯物を入れると自動的に、適した水位で洗濯を始める機種が多くなりました。これは洗濯物の重さだけでなく、かさばり具合も検知しますが、洗濯物に対しての水量はやはり少ないので、設定後にそれ以上放り込まないように気をつけ、汚れがひどいときは多めに、水量に設定し直すなどの配慮が必要です。
水温は30℃前後を目安に
洗剤液の温度は石鹸、合成洗剤にかかわらず高いほうが良く落ちますが、高過ぎると色落ちしたり、はり、つやがなくなるなど生地を傷めます。また、ポリエステルなど温度が上がるほど再汚染しやすいものもありますから、一般に洗濯液の温度は30℃くらいと考えます。
お風呂の残り湯は冬でも25℃前後あるので、利用すると効果的です。ただし、石鹸を使う場合はお湯が汚れていると石鹸かすができやすいため、出来るだけお風呂は綺麗に入ること。衛生面から最後のすすぎは水道水を使います。